税務の基本

海外FXの税金はいくら?税率と計算方法をシミュレーション付きで解説

8分で読める
公開: 2025/7/10
更新: 2026/3/28
海外FX税金計算税率シミュレーション
海外FXの税金はいくら?税率と計算方法をシミュレーション付きで解説

この記事の結論

  • 海外FXの税金は、他の所得と合算して計算する「総合課税」が適用
  • 税率は所得額に応じて変動する「累進課税」で、5%から最大45%
  • 住民税10%を加えると、実効税率は15%〜55%

※一部PRリンクを含みます

記事を読む前に確認しましょう

  • 自分の年間の給与所得(源泉徴収票で確認)
  • 海外FXでの年間の利益額(取引プラットフォームで確認)
  • 経費として計上できる費用の領収書など

海外FXの税金計算 3つのステップ

ステップ1:課税所得を計算する

課税所得 = (給与所得 + (海外FXの利益 - 必要経費)) - 所得控除

海外FXの利益は「雑所得」に分類されます。給与所得など他の所得と合算し、そこから各種控除を差し引いた金額が課税対象となります。

ステップ2:所得税額を計算する

課税される所得金額税率控除額
195万円以下5%0円
195万円超〜330万円以下10%97,500円
330万円超〜695万円以下20%427,500円
695万円超〜900万円以下23%636,000円
900万円超〜1,800万円以下33%1,536,000円
1,800万円超〜4,000万円以下40%2,796,000円
4,000万円超45%4,796,000円

所得税額 = 課税所得 × 税率 - 控除額

ステップ3:住民税額を計算する

住民税額 ≈ 課税所得 × 10%

所得税と住民税の合計が、年間の納税額の目安となります。

【シミュレーション】年収400万・FX利益100万の場合

前提条件

  • 給与収入:400万円 / 海外FX利益:100万円 / 必要経費:10万円 / 所得控除:150万円

1. 課税所得の計算

給与所得約276万円 + 雑所得90万円 - 所得控除150万円 = 課税所得216万円

2. 所得税額

216万円 × 10% - 97,500円 = 118,500円

3. 住民税額

216万円 × 10% = 216,000円

合計納税額(目安):約334,500円

詰まりやすいポイント

  • 国内FXとの損益通算はできない:海外FXの利益と国内FXの損失を相殺することはできません。
  • 損失の繰越控除は利用できない:その年の損失を翌年以降の利益と相殺することはできません。(参考:損失繰越の解説
  • 経費の範囲を正しく理解する:不明な場合は税務署や税理士に確認しましょう。(参考:経費ガイド

まとめ

海外FXの税金は、給与所得などと合算して計算する「総合課税」と「累進課税」が採用されています。国内FX(一律約20%)とは仕組みが大きく異なるため、注意が必要です。

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よくある質問

他の所得との合算額により異なりますが、例えば給与所得400万円の会社員が海外FXで100万円の利益を得た場合、所得税率20%+住民税10%で約30万円程度の税金が発生する可能性があります。ただし、各種控除により実際の税額は異なります。

執筆者

海外FX確定申告ナビ 編集部

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